SDGsの意味と読み方は?17の目標の一覧や日本の達成度って?【東大王】【世界くらべてみたら】

世界くらべてみたら

 

こんにちは、リコリスです。

11/2(水)19:00放送の番組は、【東大王】と【世界くらべてみたら】のコラボです。

しかも3時間!

【東大王】のSPって珍しいですね。

新しくメンバーが加わった東大王チームと、川島明をリーダーとするSDGs大使のチームです。

「SDGsって何ぞや?そもそも何て読むの?」と思う人もいると思いますので、その読み方、意味、17の目標や役割、日本の達成度を含めてこれから紹介していきたいと思います。

※注意点※
予めここで宣言しておきますが、この記事ではSDGsそのものの認知や普及の為に紹介しています。
できるだけブログへの掲載ルールを調べた上で問題ないと判断して記載していますが、もし権利を侵害している場合はすぐにこの記事は削除します。
ただし当方、英語は分からないのでご指摘は全て日本語でお願いします。
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SDGsとはどういう意味?読み方は?

「SDGs」なんて言葉、日常生活では聞かないですよね。

これは「エス・ディー・ジーズ」と読み、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

結構特殊な読み方なので、私はなかなか覚えられません(笑)

そのロゴがこちら。

結構カラフルでインパクトがあるので、この画像だけであれば見た事がある人も多いかもしれませんね。

「SDGs」は2015年9月に国連サミットで決定された物で、要するに「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発を行い、人間にとって理想的な社会を目指す」という目的を持っています。

その目標は17もあり、貧困や飢餓等の生活環境の改善を目指すものもあれば、世界的な気候変動に注目するものもあります。

では、その17の目標とは何なのかを解説していきますね。

SDGsの17の目標を一覧化!

1.貧困をなくそう

目標1:貧困をなくそう

世界規模で見ると貧困率は2000年以降減少傾向にありました。

しかしコロナの影響も強く、ここ数年~数十年で再び増加しているそうです。

それなのに、日本では10月からいろんな物の値段が上がっていますよね?

物価が上がったのに加えて、税金で稼ぎはごっそり持って行かれるわ、コロナの影響で仕事が減って収入も少なくなるわ、私の周囲では反対の結果しか見えていないんですけど?

2.飢餓をゼロに

目標2:飢餓をゼロに

世界的にみると食料不足で苦しむ人は1億人を超えています。

気候変動だけでなく、国家間の紛争や景気の悪化によって深刻な飢餓によって命を落とす人もかなりの数になります。

国内の生産が少ないなら外国から輸入するという手もありますが、根本的な解決にはならないですよね。

農業への投資は勿論、食料全般の生産量を安定させる必要があります。

3.すべての人に健康と福祉を

目標3:すべての人に健康と福祉を

こちらが欠けてしまうと世界中で深刻な健康問題が起こってしまいますよね。

日本はまだまだ福祉系の制度が充実しているとは言えません。

女性の100日問題等の時代錯誤な制度もあるので、これからどのように改善されていくのか注目です。

4.質の高い教育をみんなに

目標4:質の高い教育をみんなに

少なくとも義務教育を設定して、平均的な学力や識字率を保つのは必要不可欠だと思います。

特に発展途上国では学力や識字率どころか学校も存在せず、勉強する時間があるなら生活の為に働かなければならないといった過酷な状況にある子供もいます。

5.ジェンダー平等を実現しよう

目標5:ジェンダー平等を実現しよう

ひと昔前は日本でもそうだったように、女性には勉強の必要はなく家庭に縛り付けられる人も多かったのだとか。

改善はされて学校へ通えるようになった子もいますが、10代前半で知らない男性の元に嫁いで子供を産む子もまだまだ後を絶ちません。

6.安全な水とトイレを世界中に

目標6:安全な水とトイレを世界中に

15年程前にヨーロッパへ行く機会があったんですが、日本との違いにビックリしました。

水道から出てくる水は硬水なので飲む事ができず、かといって販売されている飲料水もお世辞でも美味しいとは思えませんでした。

しかも、公衆トイレを使おうと思ったら1人ずつチップが必要で…。

日本の飲料水やトイレって安全で便利なんだなと改めて思いました。

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに

環境に悪影響がないのが理想ですよね。

3.11以降、原子力発電所の危険性が問われてきているので、自然エネルギーを利用した安全な発電方法が求められるようになりました。

風力発電、火力発電、水力発電、太陽光発電等がありますが、各家庭で発電できる状態になればとてもエコで良いかもしれません。

8.働きがいも経済成長も

目標8:働きがいも 経済成長も

まぁ確かに、頑張って働いた結果が自分の予想を上回る給料として返って来るならやりがいは感じるけども。

しかし現実は逆ですよね。

体を痛めながらも安い給料で必死に頑張って、やっと生活をしているという人もかなり多いと思います。

もっと何とかならないかなぁ…。

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう

生産性や所得の増加等、特に発展途上国の製造業を発展させるのが課題になっています。

でなければ産業が発展せず、その先の開発に進む事ができません。

しかし安定した生産性を確保する為にも、他の問題を片付けなければなりませんね。

10.人や国の不平等をなくそう

目標10:人や国の不平等をなくそう

1番の「貧困をなくそう」にも関わってきますが、これはもういつの時代・何処の国であっても切っても切れない問題ですよね。

具体的な改善案としては、発展途上国からの輸出品の免税等で負担を少なくしていくとされています。

その間で別の金銭問題を片付けられると尚良しですね。

11.住み続けられるまちづくりを

目標11:住み続けられるまちづくりを

こちらは特に都会の生活環境の改善に力を注ぐ目標となっています。

人口が集中する事で大気汚染や住宅不足等の問題が起こるので、都市を発展させつつその解決を目指します。

12.つくる責任 つかう責任

目標12:つくる責任 つかう責任

単純に生産消費だけを言うのではなく、省エネや環境に配慮した生活等の確保が必要となっています。

ただこれを世界規模で行うのはかなり難しいのではないかと思います。

13.気候変動に具体的な対策を

目標13:気候変動に具体的な対策を

以前から言われているように、温室効果ガスによる地球温暖化、それによる海面の上昇等が心配されています。

この目標はその対策にもっと力を入れるべきという事です。

地球環境の悪化は、できるだけ早く解決したいですよね。

14.海の豊かさを守ろう

目標14:海の豊かさを守ろう

地球環境保全が17の目標には多く入れられていますね。

こちらは主に海の環境を守ろうという取り組みですが、人間の生活排水による水質汚染、水産資源の乱獲等を規制する役割も持っています。

15.陸の豊かさも守ろう

目標15:陸の豊かさも守ろう

14の「海の豊かさを守ろう」の陸版ですね。

こちらも開発による森林の減少や、絶滅の危機に瀕している生物の生息域の保護、森林破壊による砂漠化の防止が目的です。

16.平和と公正をすべての人に

目標16:平和と公正をすべての人に

ざっくり言ってしまうと、殺人や虐待、人身売買や性犯罪等から身を守る為の目標ですね。

なんと子供の出生届が4人に1人の割合で届けられていないのだとか。

17.パートナーシップで目標を達成しよう

目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

これまでの目標の総合というか、国内だけでなく世界各国で協力できる関係になれるようにという目標ですね。

ただ現状ではまだまだ支援不足となっている様子。

SDGsの日本の達成度は?

2022年10月の時点で、SDGsランキングでの日本の順位は19位でした。

「SDGs」は小学生向けに分かりやすい言葉だと「 世界の全ての人が取り残されずに、安全安心な人間らしい暮らしができる事、地球に住み続けられるよう環境問題も解決・改善することを目指す」とされています。

全部で193ヶ国が対象になっていますが、戦争をしておらず、ある程度国民の生活も安定しているにも関わらず日本はそれ程高い順位ではないですね。

特に課題となっているのは、

5.ジェンダー平等を実現しよう

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさも守ろう

17.パートナーシップで目標を達成しよう

となっています。

目標が達成できなくても特にペナルティはありませんが、これはちょっともう少し頑張らなければならないのでは…。

この「SDGs」は2016~2030年の15年間で目標達成に至る予定とされています。

しかし今はもう2022年11月になっています。

残りの期間は7年少しで折り返し地点に来ています。

果たして世界の国々だけでなく、日本のみで考えた場合でも目標は達成できるのでしょうか?

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まとめ

17の目標が定められた事によって、各国で改善・解決しなければならない事が分かりやすく確認できるようになりました。

ただ日本は2020年では17位、2021年では18位、2022年では19位と、少しずつランクを落としてきています

逆に確実に目標達成に向けて進んでいる国のトップはフィンランドです。

その後にデンマークスウェーデンが続きます。

北欧の国々では着実に目標達成に向けて進んでいるようですね。

元々それらの国では教育や福祉系に特に力を入れていて、国民が納める税金は日本の納税金額よりもうんと多いんです。

その分しっかりと必要以上の還元があるので、皆が納得した上でシステムが成り立っているのだと思います。

フィンランドなんてプレスクールと呼ばれる就学前教育施設から大学院に至るまで、学費・教材費・給食費が無償なんですよ!

中学校や高校を卒業したら大学には行かずに、家庭の為に働かなければならない…なんて事にはならないんです!!

寒ささえなければ残りの人生を北欧で過ごしたいんですけどね。

 

反対に日本ではまだまだ制度が変えられずにるので、耳触りの良い目標を掲げて努力しているふりをしているだけだなーと思ってしまいます

私もあまり余裕がある生活をしているとは言えないので、改善されているかどうかはすぐに分かりますし。

「SDGs」が世界規模で達成できるのが理想ですが、果たして日本はこれから巻き返せるのか、それぞれの国で足並みは揃えて協力できているのか。

2030年に結果が分かるので、その時までに今の状況が大きく変わっている事を願います。

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