今からでも知りたい「はたらく細胞」のあらすじとキャラクターを解説!【世界一受けたい授業】

世界一受けたい授業

漫画に対するイメージは人それぞれで違うと思いますが、子供の頃に「またあんたは漫画を読んでるの⁉」と親に言われた事はありませんか?

私もそれを言われて育った一人ですが、どうも「漫画=役に立たない」というイメージが親世代では特に強くて、あまりいい顔をされなかったんですよね。

しかし自分の体のしくみを理解しやすくなる漫画があるとしたらどうでしょうか?

 

今回紹介する「はたらく細胞」という漫画は、

  • 2016年 宝島社の『このマンガがすごい!』で7位にランクイン。
  • 2017年 フランスの新聞『ル・モンド』が紹介する「この夏推薦する図書リスト」で13作品のうちの一つに選ばれる。
  • 2021年 『林修の今でしょ!講座』内の「現役東大生500人に聞いた勉強になる漫画ランキング」で5位にランクイン。
  • 医療関係者もこの漫画の細胞の描写はとても正確だと認めて絶賛。
  • テレビアニメ版の評価も非常に高く、全国の学校で授業に使用された。

など、とても高い評価を得ています。

 

この漫画は、その内容の分かりやすさから子供にも人気なんですよね。

学校に居る養護教諭の先生が、児童・生徒に勧められて興味を持つといった事も多いそうなんです。

確かに子供でも理解できる内容なら、それをきっかけにケガや病気への知識や理解も得やすいのかもしれません。

 

「月刊少年シリウス」にて連載が開始されたのが2015年。

既に完結して、アニメの第1期・第2期も放送が終わっていますが、未だに高い人気を誇ります。

スピンオフも多いので、「興味を持ったから今更だけど知りたい!」という人に向けて、

  • 「はたらく細胞」のあらすじ
  • 登場人物は?
  • スピンオフについて

を紹介していきます。

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「はたらく細胞」のあらすじ

人間の体内で働く細胞を擬人化し、基本的には1~2話で完結するギャグ風味のストーリーで描かれています。

どの細胞がどんな役割を果たしているのかが分かりやすく描写されており、体を守る細胞は人間のような姿で、侵入してくる病原菌はモンスターで表現されているので、どのキャラがどういった立ち位置なのかがすぐに理解できるのではないでしょうか。

主人公の一人である赤血球は、体内に入り込んだ細菌に追い詰められて絶体絶命のピンチをもう一人の主人公・白血球(好中球)に救われます。

そこから度々体内で出会うようになり、お互いの役割を読者と共に理解を深めていきます。

 

体の持ち主である人間に関しては、特に何も説明はされていません。

年齢も性別も不明のままです。

おそらく日本人…だと思うのですが。

本体の人間はストーリー毎に様々な状態になっていて、花粉症で苦しむわ、食中毒になりかけるわ、熱中症で意識を失うわ、事故・事件の出血で死にかけるわ、失明しかけるわ…。

ストーリー上は仕方のない事なのかもしれませんが、色々と悲惨な目に遭っています。

ちょっと不憫(笑)

登場人物は?

赤血球

CV:花澤香菜

主人公の一人。

食事や呼吸から取り込んだ栄養素や酸素を全身を巡って隅々の体細胞まで運び、肺に二酸化炭素を届けるのが主な役割です。

方向音痴な為によく迷子になっては白血球に助けてもらう事が多いのですが、自分の仕事に対して真剣で役割を最後まで果たそうとする強い意思と高い誇りを持っています。

ヘモグロビンを多く含むこの細胞が血液中に存在するので血が赤く見えるそうです。

白血球(好中球)

CV:前野智昭

もう一人の主人公。

主に体内に入り込んだ細菌やウイルスを駆除する役割を持っています。

味方である赤血球等の細胞には穏やかで面倒見が良く、しかし体内への侵入者は容赦なくナイフで仕留めていきます。

真面目でお人好しですが、免疫系の細胞はウイルスに侵された普通の細胞も攻撃するので少し怖がられています。

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マクロファージ

CV:井上喜久子

ドレスに身を包んだ上品な淑女といった見た目ですがとても強い免疫細胞で、ニコニコと微笑みながら斧やハンマー、鉈等の大ぶりな武器を振り回して侵入してきた細菌と戦います。

登場する免疫細胞の中では最強ではないでしょうか。

エイズに罹るとこの細胞が侵される事になり、機能不全や減少を引き起こします。

血小板

CV:長縄まりあ(リーダーちゃん)、石見舞菜香(うしろまえちゃん)、春野杏(副リーダーちゃん)等

幼児の姿をしている細胞で、出血した個所に集まって止血をする役割があります。

集団で一生懸命仕事をこなす姿がとても可愛いです。

見た目も言動も幼いので、他の細胞も彼女らの面倒を見て可愛がっています。

キラーT細胞

CV: 小野大輔

典型的な体育会タイプとして設定されており、白血球(好中球)と同じく免疫系の細胞です。

軍隊のように体を鍛えているシーンもあり、良く言うなら自分の役割にまっすぐ、悪く言うなら脳筋といった所でしょうか。

少しおつむが足りないような気がします。

うん、そんな気がするだけです。

実は他の細胞とも仲良くしたいと密かに思っている、ツンデレでもあります。

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スピンオフについて

  • はたらく細菌(全7巻)
  • はたらく細菌Neo(全1巻)
  • はたらかない細胞(全5巻)
  • はたらく細胞BLACK(全8巻)
  • はたらく細胞フレンド(全6巻)
  • はたらく血小板ちゃん(全4巻)
  • はたらく細胞BABY(全4巻)
  • はたらく細胞LADY(全4巻)
  • はたらく細胞WHITE(全3巻)
  • はたらく細胞イリーガル(2022年6月20日発売)

こんなに多くのスピンオフがある漫画はこの「働く細胞」シリーズくらいではないでしょうか。

6月発売の「はたらく細胞イリーガル」で、丁度10個目のスピンオフ作品になります。

はたらく細菌

はたらく細菌Neo

はたらかない細胞

はたらく細胞BLACK

はたらく細胞フレンド

はたらく血小板ちゃん

はたらく細胞BABY

はたらく細胞LADY

はたらく細胞WHITE

はたらく細胞イリーガル

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まとめ

読み始める前は「描いてある内容がちゃんと理解できるかな?」と思っていたのですが、全くの杞憂でした。

分かりやすく、面白く、キャラクターも魅力的で、読む人の年齢を問わず人気があるのも頷けます。

それでいて医療関係者や専門家までが認める評価を得ているというのは本当に凄いですね。

こういった漫画がもっと増えたら、勉強するのも楽しくなってくるのかな?とも思います。

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