3月29日の「些細な事がきっかけで大事件 トリガーニュース」では、意外な事が原因で時には人の命が危なくなった出来事が何件か紹介されます。
いくつもの事件がありますが、中には本当にあった出来事なのかと背筋がゾッとする話もありました。
その中でも、この記事では本当にあった信号機が倒壊したお話を解説します。
私達は普段、何気なく道を歩いていますよね。
気を付ける事と言えば、他の通行人、自転車、車、信号等ですが、信号の柱が自分に向けて倒れてくるのでは…なんて思って歩いている人はごく稀だと思います。
この記事の内容は、いつも全然気にしていなかった方向からの被害に遭ったという話です。
なんと「とある物」で信号機の根本が腐食して折れてしまった、という話を紹介します。
今回の記事の内容としては、
- 信じられないこの事故の意外な原因は?
- 突然信号機が倒壊したのはいつ?
この2つに分けて解説していきますね。
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この事故の意外な原因は何?
何年前なのか、どんな番組だったかは覚えていませんが、同じような内容(公園を歩いていたら、街灯が自分に向かって倒れてきた)だったのでこの事件の原因は調べるまでもなくすぐ分かりました。
早いですけどもう答え言っちゃいます。
倒壊の原因となったとある物とは「犬の尿」です。
散歩中の犬が電柱や信号機、標識、街灯などの根本にマーキングする事によって、長い時間をかけて腐食していったのがこういった事故に繋がっていました。
そうとは知らず、いきなり倒壊の被害に遭うのはとても驚きますよね。
倒壊の原因が犬のおしっこなんて、なかなかすぐに分からないと思います。
これだけでは呆気ないので、もうちょっと補足しておきます。
犬は何故マーキングをするの?
そもそも犬が散歩中、あちこちにおしっこをするのはマーキングです。
そうする事によって「ここは自分が生活しているエリア(縄張り)だよ」「私はこんな犬なんですよ」と他の犬に知らせています。
発情期を迎えている時は、勿論その情報も他の犬に分かります。
犬は相手の臭いから性別や体の大きさ等を感じ取っていると言われており、自分の情報を相手に伝える為にこの方法を取るのだとか。
室内飼いの犬も飼い主さんとの関係性によっては、家の中でマーキングをするみたいですね。
これは本能的な行動なので、室内で飼う場合は根気よく時間をかけて止めさせなければなりません。
最近は躾用の玩具もあるので、そういった物を使ってみるのもいいと思います。
犬種によって性格、得意な事、苦手な事があるので、獣医さんに相談したり躾をしてくれる業者に預けるのもいいですね。
また去勢・避妊手術を受けた後には、マーキングしなくなったという話もあります。
あ、因みにおしっこをする時に片足を上げるのはオスだけです。
メスはしゃがんでします。
突然信号機が倒壊したのはいつ?
最近でこの件が大きく取り上げられたのは、2021年2月の三重県鈴鹿で起こった事件でしょうか。
通常なら50年は問題なく立っているハズの信号機が、根元からポッキリ!
通常の耐久年数の50年の半分も経たないうちに折れてしまったという事で、すぐに科捜研によって原因が調査されました。
元々犬の散歩コースになっていた道らしく、問題の無かった信号機と比べると40倍以上の尿素が検出されたらしいです。
場所が交差点だった事もあり、一歩間違えれば大事故に繋がってしまう事もありますね。
その辺りを犬の散歩コースにしている人達もできる限り気を付けるようになったそうですが、マーキングは犬の本能に基づいた行動である事と、外でダメならどこでさせればいいのかといった声も上がっているようです。
電柱の腐食は防ぎたい、でも原因となる犬のマーキングを完全にさせないようにはできないという、難しい状態になっています。
いつか解決策が見つかるのでしょうか。
まとめ
まさか犬のおしっこで、太い電柱が腐食して折れてしまうなんて意外に思った方もいるのではないでしょうか。
私も何年前か前にそれを知って驚いたものです。
我が家で飼っていたのはメスだったのでオスのように電柱にはマーキングはしていませんでしたが、父から言われた「他所の家の塀にはおしっこさせちゃダメ」と言われていたのを思い出します。
世の中にはいろんな人がいるので、普段の自分の行動を見直してみる良い機会かもしれないですね。
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