ロッキー山脈にヒグマはいない?本当に暮らしているクマの種類は?【地球ドラマチック】

地球ドラマチック

 

12/17(土)19:00放送の【地球ドラマチック】では、ロッキー山脈を舞台にそこで生息する多くの生き物の秋から冬にかけての行動が紹介されます。

春に産まれた子にとっては初めての冬越しで、厳しい自然界では寒さや飢餓に耐えられず命を落とす事が非常に多いです。

親は自分の子供を生かす為に越冬するのに必要な知識を与え、運よく次の春を迎える事ができた子供は更に自分の子供にそれを受け継がせていきます。

 

クマが冬を越す為に冬眠する事は知られていますが、住んでいる地域が異なれば種類さえも変わってきます。

種類が変われば生活も違うものになるので、多様性が生まれます。

ロッキー山脈に暮らすクマは、果たしてどんな生活をしているのでしょうか。

……という事を調べていましたが、この番組ではロッキー山脈にヒグマが生息している事になっているんですよね。

本来そこで暮らしているクマの種類の紹介と共に、何故そのような違いができてしまったのかも説明していきます。

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ロッキー山脈にヒグマはいない?

 魚を捕る為に水に入るヒグマ。

そうなんですよね。

私の覚えている知識と食い違いがあったので、ちょっと不思議に思って調べてみました。

結果、ロッキー山脈で暮らすクマの仲間にヒグマは含まれていません

別名をアメリカヒグマと呼ばれる種類はいますが、ヒグマそのものではなく近縁種・亜種といった扱いになるようです。

何ともややこしい…。

ヒグマの本当の生息地は?

ヒグマがロッキー山脈に暮らしていないのは説明しましたが、なら本来の生息地は何処なのでしょうか?

こちらの画像のように主に北半球で暮らしており、ロッキー山脈のあるアメリカ大陸では北部にしか生息していません。

なのでギリギリ、ロッキー山脈とヒグマの生息地は被っていないという感じですね。

内陸に棲むクマをグリズリー、沿岸に棲むクマをヒグマと呼び分ける場合もあるので、現地の人にとっては「クマはクマじゃん」という感覚になっているのかもしれません。

ロッキー山脈で暮らしているクマの種類は?

ロッキー山脈には「グリズリー(ハイイログマ)」と「ブラックベア(アメリカクロクマ)」の2種類のクマが生息しています。

グリズリー(ハイイログマ)とは?

北アメリカに生息する大型のクマで、日本では「グリズリー」の呼び方の方が定着しています。

グリズリーベアポートレート 無料画像 - Public Domain Pictures

グリズリーはヒグマと近縁種なので、この種類をヒグマと思っている人もいるかもしれません。

日本の北海道に生息している「エゾヒグマ」とは体の大きさがほぼ同じで、重さは平均して250kg程度というのも似ている点ですね。

蝦夷棕熊, 日本棕熊, 東北棕熊, 登別棕熊牧場, 登別溫泉, 登別, 北海道, 日本, Hokkaido Brow… | Flickr
日本で飼育されているエゾヒグマ。
人間を見るとエサを欲しがる等の愛嬌はあるが、飼育下であっても近付くのは大変危険。

ただし過去の記録上では、グリズリーには平均よりも倍以上重い500kgを超えた個体もいました

見た目の違いで言えばグリズリーは白っぽい灰色、エゾヒグマは茶色っぽい黒が多いのですが、暮らしている地域や季節によっても変化します。


灰色が強く出たグリズリー。

肩にあるコブはエゾヒグマよりグリズリーの方が盛り上がっているので、そこが見分ける点かもしれません。

食生活はグリズリーの方がヒグマ、エゾヒグマよりも雑食であるようです。

クマの行動としてよく知られているのは秋に川を遡上してきたサケを捕食する事ですが、泳ぎが得意なグリズリーも同じ行動をします。

他にもヘラジカやバイソンのような大型草食獣、マス・バスのような魚類、木の実、野菜、昆虫等のように何でも食べるようです。

ただし、大型草食獣の若くて健康な個体を狙うと返り討ちに遭う事もあるので、基本的にはオオカミやピューマが仕留めた獲物を奪ったり、病気や年老いて弱った個体を狙います。

プレーリーにワイルドヘラジカ 無料画像 - Public Domain Pictures
体が大きくて力もあるので、特に健康でヘラジカのオスの成体が狙われる事はまずない。

アメリカ合衆国では絶滅危惧種に指定されており、個体数の減少の理由は勿論人間の手によるものです。

闘牛用の牛やライオンと戦わせる見世物が流行していた時代があり、グリズリーの生息地の開拓も含めて大きく数を減らしました。

ブラックベアとは?

別名「アメリカグマ」「アメリカクロクマ」

名前の通り黒い体毛のクマかと思いきや、明るい茶色や濃い茶色、青みがかった色等の個体によってかなり色の違いがあります。

生息域が重なっているグリズリーよりも小柄で、体重はどれだけ大きい個体でも400kg程度しかありません。

自分達よりも体の大きいグリズリーを避けるように行動し、遭遇した時に逃げる為か木登りが得意です。

なのでこの種類のクマに出会ったら、樹に登って避けるという事は不可能です。

肉や魚も食べますが、特に草や果実、種子を好んで食べる雑食性である事が確認されています。


食べる物の80%以上が植物性と言われているブラックベア。

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まとめ

  • ロッキー山脈にヒグマはいない?
  • ヒグマの本当の生息地は?
  • ロッキー山脈で暮らしているクマの種類は?

について紹介してきました。

 

「クマの〇ーさん」や「く〇モン」、「リラッ〇マ」等のモデルとして親しまれる事もあるクマですが、実際は隙があれば人間も食べてしまう強力な獣です。

クマの走る速度は時速50~60kmで、この速度はオリンピック金メダリストののウサイン・ボルトの最高速度である時速44kmを大きく上回ります

相手がその気になれば人間には絶対に逃げられない速度なので、もしクマが生息する山の中に入る時は遭遇自体を避けなければなりません

日本でも年に何回か、山に入った人が襲われる事件がありますよね。

足の遅い人間はクマにとって簡単に捕まえられる格好の獲物になるので、クマの生息地には近寄らず、専門家の言葉に従って行動する事が重要です。

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