1/14(土)21:00放送の【世界ふしぎ発見!】の舞台になっているパラオ共和国は、世界でも有数の親日国家です。
パラオだけでなく、日本って世界中の国で割と人気なのでは?と思うんですよね。
親日国って結構多いような気がします。
お隣りさんとか、そのまたお隣りさんはどうか知りませんが。
*パラオが親日国になった理由・きっかけは?海外の国旗で日本と似ているのは?【世界ふしぎ発見!】*
この記事では、以前から気になっていた海外から見た日本について書いていきたいと思います。
オリンピック等の国際交流にもなる催しもので、以前から「日本人が帰る時にゴミを拾っていた」とか評判になっていましたよね。
他にも「夜に1人で出歩いても安全」や「町中にゴミが落ちていなくて綺麗」「電車が時刻表の通りに来る」とか言われます。
日本で生まれ育った私にとっては当たり前の環境が、外国の人にとっては驚きの連続だったとも聞いた事があります。
海外の国の人達は、日本のどういう所をどういった理由で好いてくれているのでしょうか?
確認していきたいと思います。
パラオ以外の親日国はどこ?
参考にした日本を好きな国のランキングがいくつもあり結果も違ったので、この順位が多かったという順で紹介していきますね。
1.台湾
2.タイ
3.シンガポール
4.トルコ
5.マレーシア
6.香港
7.フィンランド
8.パラオ
9.インドネシア
10.イタリア
この結果を見ると、東南アジアの国々が特に日本を好いてくれているみたいです。
しかも面白い事に、どれだけ調べても台湾の日本に対する好感はぶっちぎりのトップでした。
海外の国が日本を好きな理由は?
海外から見た日本の好きな所
よく聞く日本に対して持っている印象を纏めました。
- 礼儀正しい。 → お互いに気持ちよく過ごせる。
- きちんと列を作って並ぶ。 → 堂々と割り込む人が殆どいない。
- 時間通りに電車や地下鉄が来る。 → 海外では遅れるのが当たり前。
- おもてなしの文化に驚いた。 → 水やおしぼりが無料で、快適に過ごせるように心配りがされている。
- チップが要らない。 → チップを置いて店を出たら、忘れ物と思われて追いかけてきてくれた。
- 治安の良さにビックリ → 夜に一人ででかけても安心。
- 自販機があちこちにある。 → 壊してお金を取られる事がない。
- 季節によって移り替わる景色に感動する。 → 季節によって同じ場所とは思えないくらい変化するので何度訪れてもいい。
- 日本産の物は品質がいい。 → 長持ちするし、1年くらいの保証もされている。
- トイレが無料で清潔。 → 公衆トイレはチップが必要で綺麗とは言えない。
- 落し物や忘れ物が帰ってくる事が多い。 → 財布すら返ってくるのは何故???
日本人にとっては「え、何でそんな事に驚いているの?」て事に驚いている人が多いような気がしませんか?
私達日本人にとっては馴染み深い事でも、習慣の違う国から見るとこんな感じなんですね。
国によっては、新鮮な海鮮類を食べられるのは高級店へ行ける富裕層だけ、という所もあるそうです。
そんな国から日本を訪れた人にとって、安価な回転寿司はとてもテンションの上がる飲食店の一つなのだとか。
日本とトルコの友好の歴史
昔にも親日国を調べた事があるのですが、最も印象に残っていたエピソードはトルコとの話でした。
あまり日本人には知られていないのが残念ですが、日本とトルコの強い友情は明治時代の1890年から始まっています。
すごく遠い所にある国とそんな昔に仲良くなったのは何故?と思いますよね。
きっかけは「エルトゥールル号」というトルコの船が、1890年に和歌山県の沖合で嵐に遭遇して座礁・沈没した事です。
引用:産経新聞ニュース
オスマン=トルコの親善使節団約600名が乗っていたのですが、残念ながらそれだけの乗組員がいたのに助かったのは僅か10分の1程の人数でした。
漂着したトルコ人達を見付けた付近の村人が彼らを保護し、自分達の分の食料すら厳しかったにも関わらずに献身的に介護したといいます。
更に2隻の軍艦で生存者達をトルコへ送り届けました。
トルコはその時に受けた恩を決して忘れず、100年近くも経った1985年、イランイラク戦争で戦地に取り残された日本人の為に命がけで救出機を飛ばしてくれました。
自分の損失を考えず、ただ相手の為にできる限りの事をするというのはなかなかできない事だと思います。
約100年も昔の村人の献身があり、更にトルコ側はその時の事を決して忘れずに恩返しをする。
自分の利益よりも相手の事を思って行動した結果が積み重なり、今のように良い関係を築くに至ったんですね。
まとめ
- パラオ以外の親日国はどこ?
- 海外の国が日本を好きな理由は?
について紹介してきました。
世界中の国で一番人気があるのはカナダで、日本は2位でした。
そういえば大学生の頃、母とイタリア・フランスへ行った事があるのですが、トイレが有料だったり、あと水が硬水でそのまま飲めなかったり、事ある毎にチップが必要だったりと、日常生活にしても日本とはかなり違ったので驚いた覚えがあります。
トイレに行くだけでお金が必要なのは何故でしょうね?
海外へ行ったのはそれが初めてだったので、日本とは何もかもが違った習慣がとても新鮮で興味深かったです。
日本を訪れる外国人観光客も同じ心境だったのかもしれません。
コロナ禍で日本へ来る人が少なくなっていますが、日本を好きであってくれるのなら、またいつか以前のように気兼ねなく行き来できるようになるといいですね。
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